IR情報

ごあいさつ

 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご⽀援を賜り厚く御礼申し上げます。2026年3⽉期上半期の業績をご送付申し上げます。

 当中間会計期間における売上⾼は10億26百万円(前年同中間期⽐6.0%増)となり、増収となりました。営業利益も⼈件費の増加はあるものの、売上増による粗利増により1億2百万円(前年同中間期⽐17.1%増)と増加しました。経常利益は、円⾼による為替差損等の影響により、1億円(前年同中間期⽐6.9%増)となり、中間純利益は、75百万円(前年同中間期⽐15.7%増)となり、増収増益となりました。

 当中間会計期間におきまして、当社の主要顧客である半導体を含む電⼦部品業界では、前年度・第1四半期に引き続きAI関連分野は堅調に推移したものの、スマートフォン、パソコン、産業機械向けの半導体デバイスについては低迷が続き、⼆極化の様相を呈しております。また、アメリカのトランプ政権による関税政策の影響について、今後不透明感や景気減速感が表⾯化してくることが予想されており、世界経済にマイナスの影響を与えることが想定されます。

 このような状況の中、当社は産官学との協⼒を強化し、2025年4⽉1⽇に有明⼯業⾼等専⾨学校が開設しましたCircuit Design and Education Center(CDEC)に教育利⽤を⽬的としたSX-Meisterのライセンスを提供しLSI設計の⼈材育成に貢献しております。また、アナログ半導体向けにAIを⽤いた設計の⾃動化に取り組み、設計環境の効率化を追求しており、2025 年⽉6 末には、フォトマスクの静電破壊検証の技術を実装した「SX-Meister PowerVolt(V19.0)」をリリースしました。この「SX-Meister PowerVolt(V19.0)」の機能追加により、マスク製造前にCADデータ上でフォトマスクの静電破壊のリスク検証を世界で初めて実現しました。これにより、製造コストのロスを⼤幅に削減でき、品質向上に⼤きく貢献することが期待できます。さらに、7⽉には、X-FAB社(本社︓ベルギー)の協⼒の下、同社が提供するXO035-stdformats-iPDKをSX-Meister上で快適に利⽤するための環境(Wrapper)を構築しました。これにより、SX-MeisterでX-FAB社の製造ルールを保証した設計が⾏えるようになり、製造までの時間短縮と市場投⼊の加速が実現できます。国内の販売促進活動においては、2025年4⽉に開催された「Photomask Japan 2025」や8⽉に開催された「DVCon Japan 2025」に、当社主⼒製品や各パートナー企業の代理販売製品を出展し、多くの来場顧客に製品紹介を⾏うことができ、新規の商談開拓につながりつつあります。デバイス設計受託サービスにおいては、顧客開拓活動を積極的に実施した結果、順調に業績に貢献しました。

 当下半期に置きましても、引き続き主⼒製品の更なる機能強化と販促活動の強化に努めてまいります。

 株主の皆様におかれましては引き続き、変わらぬご理解とご⽀援を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。 

2025年11月