PRIMARIUS TECHNOLOGIES社が
回路シミュレータNanoSpiceをバージョンアップ
(バージョン2020.4)

株式会社ジーダット

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PRIMARIUS TECHNOLOGIES社が
回路シミュレータNanoSpiceをバージョンアップ
(バージョン2020.4)

お客様各位

2021年6月8日
株式会社ジーダット

PRIMARIUS TECHNOLOGIES社が
回路シミュレータNanoSpiceをバージョンアップ
(バージョン2020.4)

いつも格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

弊社が国内販売代理店を務めていますPRIMARIUS TECHNOLOGIES社がこのたび、回路シミュレータNanoSpiceをバージョンアップ致しました。

■ バージョンアップ項目

□ NanoSpice Pro SRAMモード リリース

 ・SRAM特性評価のための独立したモードを実装しました。
 ・+sram=t? はタイミングのシミュレーションにおける精度と速度のトレードオフを調整します。
 ・+sram=p? はパワーのシミュレーションにおける精度と速度のトレードオフを調整します。

□ 新規サポートOS

 ・RHEL/CentOS 8.3に対応しました。

Continuous Measurement (連続測定)

 ・指定された測定を連続して実施します。・この機能は過渡解析時に有効です。

□ 新規オプション

 ☆ .option measfile
  ・.alterコマンドを使うときに、measure結果ファイルをひとつのファイルにするか、複数ファイルにするかを制御します。
 ☆ .option breakdown_msg_to_file
  ・breakdownのメッセージをログに出力するか、別ファイルに出力するかを制御します。

□その他の改善項目

 ☆ セルキャラクタリゼーションにおけるパワーの精度の改善
  ・.option cell_char=1 により、セルキャラクタリゼーションのおけるパワーの精度を改善します。
 ☆ HighSigma 解析の改善・HighSigma解析における複数ターゲットをサポートしました。
  ・HgihSigma解析の速度を改善しました。
 ☆ .FUNCコマンドを PSPICEファイル用にサポート
  ・PSPICEファイル用に、expression式で機能を定義する.FUNCコマンドをサポートしました。
 ☆ Verilog-A 精度改善・idt, absdelayの精度を改善しました。

以上


【本件に関するお問い合わせ先】

 EDA開発本部 EDA技術2部 加藤義之
 TEL : 03-6262-8401

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