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有機ELパネル設計用2次元光学シミュレータの販売開始に関するお知らせ
 2008.9.29


お客様各位
2008年9月29日
株式会社ジーダット

有機ELパネル設計用2次元光学シミュレータの
販売開始に関するお知らせ



 株式会社ジーダット(本社:東京都中央区、社長:石橋眞一、以下「ジーダット」)は本日、韓国のDaou Xilicon Technology Co., Ltd(本社:韓国京畿道城南市、社長:Sancho Park、以下「Daou Xilicon社」)の新製品である、有機ELパネル設計用2次元光学シミュレータ:ExpertOLED(エキスパート・オーレッド)の販売を開始いたします。
 ジーダットは以前からDaou Xilicon社の液晶パネル設計用光学シミュレータ:ExpertLCDを日本国内で多数販売してきました。今回それに加えて、最新の有機ELパネル設計用光学シミュレータであるExpertOLEDの販売を開始いたします。有機ELパネルは、モバイルツールやフラットテレビ用としてLCDパネルの後継と目される、最先端の表示デバイスです。消費電力が少ない上、高輝度・高コントラスト、薄型化が実現できると期待されています。
 従来、市販されている有機EL向けのシミュレータは、1次元だけでした。今回のExpertOLEDは、市販用としては世界で初めて(注1)2次元シミュレーションを実現しました。有機ELパネルは、内部で発光した光を効率よく取り出すため、様々な材質の薄膜を積み重ねて作られ、画素構造にも工夫がなされています。従来は光学シミュレータが1次元であるため、シミュレータを使用して光が通り抜けていく様子(透過、吸収、反射、干渉、回折など)を画素構造も含めて把握し、表面まで到達する状況を正確に確認することは極めて困難でした、そのため、試作と実測を何度も繰り返すしかありませんでした。ExpertOLEDを用いると、2次元シミュレータであるため有機ELの薄膜や画素構造を光が通り抜けていく様子を精度良くシミュレーションして、試作前に膜厚や画素構造の最適な組み合わせを厳選することができます。ユーザは有機ELの開発段階でExpertOLEDを使用することにより、試作回数を大幅に削減することができるため、有機ELパネルの開発費用と開発時間を大幅に削減できます。
 ジーダットはこのExperOLEDを10月1日から出荷を開始し、年度末までに5セットの販売を見込んでいます。
 なおこのExpertOLEDは、10月15日,17日に開催いたします、ジーダットのプライベートショウ:JEDAT EDA Fair 2008でご説明と展示を行います。

※(注1):2008年8月現在、ジーダットの調査による


 右の図1,2は、ExpertOLEDによる有機ELパネルのシミュレーション結果です。 図1に対して図2は、層の構造を変えて光の取り出し効率を改善しました。2次元で高精度にシミュレーションするため、改善の様子を詳細に解析することができます。
図1 図2


以 上
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