株式会社ジーダット

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ごあいさつ

 

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。またこの度の新型コロナウイルスに罹患された方々や困難な状況におられる皆様の一日も早いご回復と、事態の収束を心よりお祈りいたします。当社は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し、従業員並びにお取引先の皆様の健康と安全を第一に様々な対策を実施しております。


 当第19期において当社は、主力製品の機能拡張を継続して行ってまいりました。昨年に続き、SXMeisterの新バージョンでは制約検証機能と匠設計環境を拡張、制約検証機能の高速化を図るとともに、パワーデバイス解析機能を拡張いたしました。また、2020年10月には、「AIを用いたアナログ回路合成研究開発プロジェクト」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の令和2年度研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択、同12月には東京工業大学とアナログLSIの自動配線の共同研究を開始するなど、AIによる高度なアナログ回路設計自動化環境の実現に向けて、産学連携の研究活動を促進してまいりました。販売促進面におきましては、コロナ禍における新しい手法として各種オンライン販促イベントを多数実施し、積極的な拡販活動を行ってまいりました。


こうした活動の結果、主に半導体市場に向けた製品売上が伸長いたしましたが、米中貿易摩擦や新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念等の影響によって、デバイス設計委託の需要が一時的に大きく低下した結果、売上高は前期比4.1%減少し18.1億円、固定費の圧縮及び利益率向上の効果があり、営業利益は前期比3.2%増加し1.3億円となりました。


当社の主要顧客である電子部品業界の状況といたしましては、世界的な「半導体不足」基調により、製造設備関連への投資が大幅に拡大しつつあります。FPD(Flat Panel Display)市場におきましては、最終製品の需要拡大に伴って部品単価が上昇、マイクロLED等の新技術パネルや、異形表示パネルの開発が佳境を迎えております。


 このような状況において当社では、昨年採択されたJSTのA-STEPからの支援を基に大学、企業とのオープンイノベーションを更に加速し、主力製品であるSX-Meisterの製品力、販売力の増強に努めてまいります。コロナ時代に即した販促活動といたしまして、昨年ご好評をいただいたオンライン販促セミナーに加え、プレスリリースや、HPの活用による国内外に向けた積極的な情報発信に努め、顧客の拡張を図ってまいります。また、ソリューションビジネスの中でも特にデバイス設計受託関連においては、国内だけでなく海外においても新規顧客の開拓活動を行い、全社一丸となり目標達成に向け邁進いたしてまいります。


 株主の皆様におかれましては、今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


2021年6月